2018/04/06 MTMについて 安田 峻介
少しずつ暖かくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
昼夜の寒暖差がまだ大きく体調の管理には十分お気をつけ下さい。

先日、筑後デンタル主催の飯田橋矯正歯科・橋本幸治先生による『補綴診療が変わる!一般臨床のための歯科矯正用アンカースクリューセミナー』に参加してきました。

アンカースクリューというチタン製のネジを顎の骨の中に埋入し、これを固定源として歯を動かします。

そのため、ほかの歯に負担をかけることなく、動かしたい歯だけに矯正力をかけることが可能になります。

これまでは、噛み合わせの歯がなくなったりして挺出してしまったり、横の歯がなくなって傾いてしまった歯を、場合によっては歯の神経を抜き、冠をかぶせることにより、失ったスペースを確保しておりましたが、このアンカースクリューを使用することにより、既存の歯を削らずに移動させることによって歯を元の位置に戻すことができます。

保険外の診療になってしまいますが、MTMによって歯の神経を残せることは非常に有意義なことだと思います。

アップル歯科ではこれからも保険内、保険外の治療に関わらず、最善の治療を提案できるように勉強してまいりますのでよろしくお願いいたします。