2014/10/27 GBR研修会報告 島 一也
こんにちは。院長の島です。日増しに秋も深まってまいりました。皆様、いかがお過ごしですか? 

さて、今回は、10月5日(日)に、当法人 理事長である案西先生とGBRの研修会に参加してきましたので、その様子をご報告します。
*GBR(Guided Bone Regeneration):1980年代後半から行われていて、骨がない所に、骨を増やす術式。骨造成術。主にインプラント治療時に、行われることが多いです。

場所は、博多駅前のTKP博多駅前シティセンター(日本生命博多駅前ビル8F)で行われ、講師は、佐賀市内の方で、開院されている森永 太 先生でした。
森永先生は、案西先生と同じく日本口腔インプラント学会の専門医であり、ITI(インプラントの種類の一つ)のエキスパートでもあり、大変経験豊かな先生です。
内容は、午前は、主にGBRに関する講習で、基本的な知識の確認と整理を目的にするものでした。最新の文献によるデータや森永先生の症例や考察なども交えてお話して頂いたので、とても興味深い内容だったと思います。
午後は、GBRに関する実習で、歯科実習では、模型や豚骨を使うのが一般的で、今回は、豚骨実習でした。僕自身、何度も経験ありますが、豚の見た目や皮膚感触がいまだにどうも苦手です・・・・(焼き鳥の豚バラや豚足は好きなのですが)。今回、森永先生には自ら実演して頂き、また、長い経験に基づくPointなども随所に指導して頂いたので、大変有意義な実習となりました。

以下概要です。
 午前
・ introduction:診査診断と治療計画
・ 骨造成概論
・ 抜歯窩インプラント概論

 午後
・ 外科テクニック:demonstration
・ 外科テクニック実習:GBR(インプラント埋入同時法)
・ summary:抜歯窩インプラントの臨床


研修会は朝9時から夕方6時ぐらいまでありましたが、実践的で充実した内容であったため、短く感じられ、もう少し色々と森永先生とお話しできればよかったかなと思いました。今回学んだことを日々の臨床に活かしていければと思います。